お笑いコンビ、ダウンタウンの松本人志(60)が複数の女性に性的行為を強要したとする「週刊文春」の報道で名誉を毀損されたとして、発行元の文芸春秋などに5億5000万円の損害賠償を求めた訴訟の弁論準備手続きが5日、非公開のオンラインで行われた。

 それを受けて、松本側の田代政弘弁護士が東京都内で報道陣の取材に応じ、この日の手続きは双方の弁護士と裁判官が出席し約10分で終了したと説明。次回は同様に非公開で、8月14日午後2時から弁論準備手続きが行われると語った。

 松本は裁判に傾注するため今年1月から休業しているが、SNSでは「1日も早く、お笑いがしたい」と仕事復帰願望を告白。田代弁護士は「次回までに休業損害を算出する予定なので、請求額が増える可能性がある」と明かした。

 3月28日に東京地裁で行われた第1回口頭弁論で、松本側は文春の記事で松本に性行為を強要されたと主張する「A子」「B子」の女性2人の特定を要求していた。これに対し、文春側はこの日も回答を控えたという。

 争点は記事の真実性か真実相当性。文春側は次回で主張を終え、その後は再び口頭弁論に戻ることになりそう。ただ、松本本人の証人出廷について、田代弁護士は「分からない」としており、「記事の真実性を証明する具体的なものは出ていないし、テンポが遅い」と文春側を批判し、「現時点で和解はしようがない」と語った。

 松本とは裁判の打ち合わせで最近も直接会ったり電話で話しているという。「元気な様子で、普通に生活しています。まだ金髪だし髪形も変わっていない」と明かした。

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